厨房機器の買取業者選びにはポイントがある?買取の流れについても解説
この記事では、買取業者選びのポイント5つを具体的に解説しています。また、買取の流れと注意点についても詳しく解説しています。
厨房機器には、買い替え時がありますがその際、買取業者選びに気を付ける必要があることはご存知でしょうか。今回は、あまり知られていない「買取業者選びのポイント」と「買い取り完了までの主な流れ」について解説していきます。
買取業者を選ぶポイント
買取業者を選ぶポイントにはいくつかありますが、ここでは代表的なものとして
・査定費用がどの程度かかるのか
・買取実績があるかどうか
・いくつかの機器をまとめて買取できるか
・古い機器の引き取りが可能か
・機器の搬出や原状回復工事ができるか
以上の5つを順に解説していきます。
査定費用がどの程度かかるのか
買取業者を選ぶポイント1つ目は、査定費用がどの程度かかるのかです。厨房機器の買取において最も大事なポイントとなります。なぜなら、査定費用が高い場合には、いくら高価買取をしてもらってもプラスマイナスゼロになってしまう可能性があるからです。
また、気にしていただきたいのは査定費用だけではなく
・出張費用
・見積もり費用
などもです。これらすべてを含め検討して、買取業者を選ばなければ、総合的に見て損をする可能性が高くなりますので注意してください。
また、査定は複数の業者にしてもらい、一番買取金額の高い業者を選ぶというのが主流のやり方です。この際に当然ながら、見積もりのみで手数料がかかる業者は、避けるようにしましょう。
また、業者が遠方から査定にくる場合、出張費がかかるケースも多々あるため、業者の下調べは念入りにしてください。確認は
・買取業者のホームページ
・問い合わせ先の電話番号
などでするのがおすすめです。
買取実績があるかどうか
買取業者を選ぶポイント2つ目は、買取実績があるかどうかです。高価買取に期待したい場合には、特に重視してください。厨房機器は、中古市場の需要が高いため、大方高くは売れるのですが、実績や知識のある業者であった方が、当然より高額な買取にも期待が持てます。
なぜなら、厨房機器は業務用として取引されることが多いため、販売ルートが広い業者である方が購入希望者も増え、高額での販売が可能となるからです。特に、あまり使われていない種類の厨房機器などは、複数販売ルートがないと「需要が見つからない」ということもあるため、実績のあるなしが大きく関わってきます。
そのため
・厨房機器専門の買取業者
・ホームページなどで実績を提示している業者
のどちらかを選ぶのが一番おすすめです。
いくつかの機器をまとめて買取できるか
買取業者を選ぶポイント3つ目は、いくつかの機器をまとめて買取できるかです。厨房機器の買取を依頼する場合には
・厨房機器の買い替え
・お店を閉業するに伴っての処分
など、要因は人それぞれです。
この売却したい機器が1個であれば問題ないかもしれませんが、もし複数であった場合には問題が発生します。なぜなら「買取業者の倉庫」に複数の機器が置けないことも考えられるからです。
厨房機器を買い取りしている業者では、買い取った機器を売れるまでの間、倉庫などに入れて保管しています。機器を買い取るたびにスペースは必要となるため、業者によっては「空きがないから」と複数機器の売却を断ることがあります。そのため、業者を選ぶ際には注意が必要です。
しかし逆に、複数は複数でも「一式揃っている厨房機器」などという場合には、高額買取になるケースもあるため、しっかり確認しておきましょう。上記のようなセット機器の買取を検討している場合には、扱いに慣れた専門業者に依頼することをおすすめします。
古い機器の引き取りが可能か
買取業者を選ぶポイント4つ目は、古い機器の引き取りが可能かです。これは、特に古い店舗の場合には注意してほしいポイントです。意外と「型落ちしているけど使える」と昔から厨房機器を交換していない店舗はありますが、この場合いくつかの問題がでてきます。
その問題というのが
・寿命寸前すぎて買取ができない
・型式が古すぎて需要がなく買い取れない
などというものです。
あまりに長く使っていると、こうした問題が出てくるため、買取不可だった場合の処分方法も検討するようにしてください。また「買取不可の場合でも処分費用が追加でかからない」という業者もあるため、依頼する業者の下調べはしっかりしておきましょう。
機器の搬出や原状回復工事ができるか
買取業者を選ぶポイント5つ目は、機器の搬出や原状回復工事ができるかです。特に大きな厨房機器の買取を検討中の場合には、気をつけていただきたいポイントとなっています。買い替えだけの場合、搬出ができればよいのですが、閉業や移転の場合には原状回復工事が必須となります。
搬出や原状回復といった作業には、人数がいるとともに大きな手間がかかります。そのため「買取業者がどこまでやってくれるのか」という点は、非常に重要となりますので、必ず確認しておきましょう。
確認の方法ですが
・見積もりの際に確認する
・ホームページで確認する
などが主です。もしWebだけで確認できなかった場合には、電話などで業者へ直接確認してください。
買い取り完了までの主な流れ
買い取り完了までの主な流れは
1, 電話やWebから数社に対し、見積もり依頼を行う
2, 商品買取を依頼し、回収してもらう
3, 買取代金を受け取る
以上の3つです。それぞれの簡単な説明と注意点についても解説していきます。
1, 電話やWebから数社に対し、見積もり依頼を行う
この段階では文字通り、電話などで見積もりの依頼を行います。
この際に気をつけるべきことは主に
・査定したい厨房機器の詳細を押さえておくこと
・必ず複数社に見積もり依頼を行うこと
・見積依頼が無料かの確認をすること
以上3点です。
まず、1つ目ですが厨房機器のメーカーや大きさ、状態などが分からないと見積もりのしようがありませんので注意しましょう。次に2つ目ですが、複数の見積もりを比較しなければ、損をしてしまうこともあるため、注意してください。
最後ですが、見積もり依頼が有料な業者もあり、仮に有料だった場合には「ちりも積もれば…」となることが考えられるため、必ず確認してください。
2, 商品買取を依頼し、回収してもらう
商品の買取では、指定の日時に機器の引き渡しを行うだけなので、特に難しいことはありません。注意点としては
・買取には身分証が必須なこと
・事前に搬出しておくのかの確認をすること
以上の2点です。
1つ目は、後に問題が起きた際「誰が売ったものなのか」という確認が必要なためです。2つ目は、業者が搬出をしない場合もあるため、事前に機器の搬出を済ませておくべきか確認が必要だからです。
3, 買取代金を受け取る
流れの最後は、買取代金の受け取りです。これが終われば、買取全体が完了となります。買取代金の渡し方は業者によって異なり
・当日手渡し
・後日振り込み
が主な方法となります。
ここでトラブルが起こるとかなり面倒なので、支払い期日や方法を事前に確認し、自分に合った業者選びを心がけてください。
まとめ
買取業者選びのポイントや、買取の流れについてはお分かりいただけたでしょうか。厨房機器の買取は、あまり頻繁に行うことではないため、慣れておらずミスが多くなりがちです。損を出来るだけしないよう、落ち着いて業者選びを行いましょう。